2009年10月23日
ニュースリリース
超小型 分離板型遠心分離機「SJ-Seven」の販売を開始
この度、三菱化工機株式会社(社長:山中菊雄)は、分離板型遠心分離機「三菱セルフジェクタ」の超小型機種 「SJ-Seven」の販売を開始しました。
「SJ-Seven」は「三菱セルフジェクタ」のベストセラー機SJ700型の後継機種で、本体重量はSJ700に比べ60%減、設置スペースは45%減となっており、少容量の処理にも手軽に使用できるようになりました。
機械加工工場においては、クーラントや廃油、洗浄液などの固形分/水分/油分の分離は、設置・運転の容易さから、工場棟毎、あるいは機械毎に個別に行われるケースが増えております。このような場合、スラッジ排出機構の無い回分式遠心分離機やフィルタなどの採用が考えられますが、これらの機種は頻繁な分解掃除やフィルタエレメントの交換・廃棄が必要であり、メンテナンス作業や廃棄物の低減が求められておりました。
今回、三菱化工機が新たに提案する「SJ-Seven」は、スラッジ排出機構を備えているため、回分式遠心分離機と比べて分解掃除の間隔を延ばすことができ、運転管理は大幅に改善されます。また、フィルタ方式と異なり、エレメントの交換・廃棄が必要なく、環境にも優しいものとなっております。さらに、「SJ-Seven」は単体手動仕様に加え、自動化装置を含めたパッケージ仕様も標準化しておりますので無人運転が可能となり、作業現場の省力化にも貢献できます。
今回の新型機種「SJ-Seven」の販売開始により、より多くの皆様に「三菱セルフジェクタ」をお使いいただけるものと考えております。
SJ-Seven 標準パッケージ仕様
- SJ-Seven本体
- 電動機
- 始動器
- 液供給ポンプ
- 自動化装置
- スラッジタンク
- キャリア
SJ-Sevenの特長
- 小型・軽量化により、取扱い・管理が容易。 可搬式パッケージ仕様も対応可能。
- 標準パッケージは自動化装置を装備しており、無人運転が可能。
- 回分式遠心分離機と比較して、スラッジ排出機構があるので分解掃除間隔を延ばすことができ、運転管理が容易。
- フィルタ方式と比較して、エレメントの交換・廃棄が不要であり、メンテナンス作業や廃棄物の低減が可能。
- 回転体主要材質には優れた耐食性を有する高張力ステンレス鋼を採用。
