社長メッセージ
『進化と変革へ』の第2ステージへ
2035年創立100周年を見据えた
「三菱化工機グループ2050経営ビジョン」の達成に向けて
当社は、1935年(昭和10年)、当時輸入に頼っていた化学工業機械の国産化要請に応えるため、化学機械専門メーカーとして創立いたしました。以降、日本の化学工業の発展と深く関わりを持ちながら、新しい時代のニーズに対応した装置や設備の設計、製作、建設を一括して請け負い、多くの実績を残してまいりました。
2021年11月、当社はさまざまな社会課題の解決に貢献するため「三菱化工機グループ2050経営ビジョン」を策定しました。2050経営ビジョンは、2050年を最終到達年とし、当社グループが目指す姿を示したものです。当社は、持続可能な発展を目指し、既存の技術や製品をさらに深化させ、新しい分野でも成長を遂げ、快適な社会の実現に貢献する存在となることを通じて、この達成を目指していきます。当社創立100周年となる2035年を重要なマイルストーンと位置付けており、新規事業を成長のドライバーとして事業ポートフォリオの進化と変革を進めながら、同年には事業規模を1,000億円に拡大することを目指しています。
当社は創業以来「固体・液体・気体の分離」をコア技術とし、創業時の化学工業機械の国産化を通じて獲得した「モノづくり技術」、そしてモノづくり技術の強みを活かして、幅広い分野にわたるエンジニアリングの実績とノウハウを積み重ねてまいりました。そして、2025年5月に発表した現中期経営計画において、当社が進めてきた「進化と変革」をもう一段引き上げるために新たに立ち上げたのが、今後の成長の柱となる「GX事業」です。
GX事業とは、2050経営ビジョンで当社グループが設定した「持続可能な循環型社会推進事業」「水素を核としたクリーンエネルギー事業」「デジタルを活用した省力・省エネ事業」「水・食・自然災害等の課題解決に向けた次世代技術開発事業」の4つの戦略的事業領域におけるソリューションの提供と成長を可視化できるよう、新たな報告セグメントとして再定義したものです。経営の基盤となるエンジニアリング事業と単体機械事業に、成長ドライバーとして全社的に注力していくGX事業を融合させて、2035年に向けて会社全体で着実な成長を目指します。
気候変動・エネルギー危機・人口問題など、世界的規模のさまざまな社会課題、そして当社が属する業界が抱える多くの課題に対応していくことは容易なことではありません。私をはじめ全社が一丸となって、一致協力、相互理解、助け合いの精神で計画を着実に実行し、2050経営ビジョン達成に向けて邁進していきたいと考えています。
今後とも、ご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。