社長メッセージ
株主、投資家の皆さまにおかれましては、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2021年11月、当社はさまざまな社会課題の解決に貢献するため「三菱化工機グループ2050経営ビジョン」(以下「経営ビジョン」)を策定しました。経営ビジョンは、2050年を最終到達年とし、当社グループが目指す姿を示したものであり、当社経営戦略の根幹です。当社は、持続可能な発展を目指し、既存の技術や製品をさらに深化させ、新しい分野でも成長を遂げ、快適な社会の実現に貢献する存在となることを通じて、この達成を目指していきます。
この経営ビジョン策定時、最終的に2050年を目指す上でのマイルストーンとして、当社創立100周年にあたる2035年度に連結売上高をほぼ倍増となる1,000億円とし、その半分を新規事業領域から得ることを目指すことなどを掲げました。
2025年5月に発表した現中期経営計画(2025年度~2027年度)は、この経営ビジョン実現のための「飛躍の3年間」と位置づけています。経営ビジョンにて設定した、2050年に向けて当社が解決を目指す社会課題に対応する事業領域として定めた4つの「戦略的事業領域」を新たに「GX事業」として報告セグメント化し、中長期的な成長ドライバーとしていくことを明確にしました。
また現中計では、(1)事業ポートフォリオの進化、(2)資本コスト・株価を意識した経営の確立、(3)人的資本・技術資本の強化、(4)経営ガバナンスの透明性向上という、4つの骨子を策定しました。数値目標としては、最終年度の2027年度には売上高900億円(うちGX事業230億円)、営業利益率9%以上、ROE12%以上、PBR1倍以上を目指しています。
この初年度となる2025年度については、お蔭さまでおおむね目標を達成することが出来ました。これらの詳細については、ぜひ中期経営計画ならびに各種開示資料、業績説明資料などをご覧ください。
こうした状況の中で、当社の長期的な成長展望に関するメッセージを的確に維持するため、経営ビジョン策定から約5年が経過した2026年5月、売上高1000億円到達を目指す時期を2029年度へと6年間前倒しし、併せて2035年度に目指す水準を1,200~1,400億円へと上方修正いたしました。
投資家の皆さまとの対話という点では、昨年9月に開催された「日経・東証IRフェア2025」に初めて出展し、個人投資家の皆さまに当社をより広く、深く知っていただくことに努めました。ありがたいことに、数多くの個人投資家の皆さまとお話しする機会を得て、当社に対する見方やご期待を伺い、今後のIR活動の更なる強化に関するさまざまなご示唆をいただくことができました。
国内外の機関投資家や株主の皆さまとの対話に関しても、現中計の方針骨子に沿い昨年より抜本的な強化に努めており、こちらも当社事業運営、情報開示の在り方などに関する貴重なご意見を数多く頂戴しております。これらは、今後の事業運営や資本政策、情報開示などの更なる向上に向けた検討に活用させて頂いております。
当社は、経営ビジョン実現、現中期経営計画の達成に向けて、また株主、投資家の皆さまとの対話を一層強化して企業価値の更なる向上を図るべく、まい進してまいります。
今後とも私たち三菱化工機グループに、ぜひご期待ください。
2026年5月