2004年04月12日
ニュースリリース
三菱油清浄機SJ-Gシリーズのユニットタイプ「AUシリーズ」をリニューアル
このたび三菱化工機株式会社(社長:波多野 怜)は、最新型の船舶向け燃料油・潤滑油清浄機「三菱セルフジェクター・ジーニアスシリーズ(SJ-Gシリーズ)」のユニットタイプである「Advanced Unitシリーズ(AUシリーズ)」を、リニューアルしました。今回のリニューアルでは、船主や造船所の意見を積極的に取り入れて、より使いやすく、より導入しやすいユニットにしました。艤装工事の簡素化を追及し、船舶建造のトータルコストダウンに貢献します。
AUシリーズの標準ユニットは、油清浄機SJ-Gシリーズ本体と始動器、制御盤、油加熱器、温度調節弁などの油清浄機の周辺機器とにより取りまとめられています。
リニューアルされたAUシリーズの特長
- 油清浄機の周辺機器である配管、計装等をコンパクトにまとめた結果、造船所での艤装工事の簡素化を実現。
- タッチパネルは、作業者の作業動作に応じた向きとし、操作性が向上。
- 標準ユニットに、軽量小型のブレージングプレート式油加熱器を採用、省スペースを実現。
- 標準ユニットは、SJ-G本体の大きさに応じて、大型・中型・小型の3種類があるが、周辺機器は共通。従って、取り合い位置の変更が少なくなり、造船所における設計の標準化が可能。
- オプションとしては、シェル&チューブ式の油加熱器や独立油供給ポンプ、スラッジ移送システム、2連タイプユニットなどを用意。お客様のご希望に合わせた組み合わせに対応。
AUシリーズの価格
SJ-G本体を除く標準ユニット価格は、小型150万円、中型180万円、大型210万円となっており、造船所のトータルコストダウンに貢献いたします。
販売計画
リニューアル後初年度は、売り上げ1.5億円を目指し、更なる拡販を計画中です。