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連続回転ろ過機 mini CURUPO(ミニクルポ)
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連続回転ろ過機 mini CURUPO(ミニクルポ)
mini CURUPO(ミニクルポ)はスラリーをろ過面上部から供給(トップチャージ)してろ過を行い、ろ室を回転させて下部からケーキ排出するベンチスケールの連続回転ろ過機です。商用スケールの連続回転ろ過機CURUPO®のコンセプトを活かした小型スケールダウン機としてラインナップされました。小型ながら密閉性に優れたケーシング内でろ過からケーキ剥離まで一連のろ過サイクルを切れ目なく自動で行い、理想的なろ過の流れ「プラグフロー」を実現します。また本機を用いて小スケールで検証した連続生産プロセスを商用スケールのCURUPO®にそのまま適用できるため、治験・サンプル供与ステージから量産へのスケールアップもスムーズに行うことができます。
※CURUPOは三菱化工機株式会社の登録商標です。
特長
- 【プロセス検証省力化】労力をかけず小スケールでの連続生産プロセス検証、少量サンプル試作
- 【フレキシブルな工程設定】小型ながら幅広い処理物に適用可能。
- 【スケールアップが容易】mini CURUPOで採用した条件を用いてCURUPO®にスケールアップ可
- 【優れた密閉性】溶剤を含む処理物にも対応。危険物への曝露リスク軽減
- 【幅広いアプリケーション】プロセス検証に加え、数kg単位※の少量生産にも適用可。
※オプション、液性状により変動します。
フロー図
仕様
ろ過方式 | 連続式、真空ろ過 |
---|---|
ろ過面積 | 20cm2 (0.002m2) ⇒CURUPO®の 1/25 サイズ |
ろ室径 | 50mm |
スラリー供給量 | 50~100cc |
サイズ (W×D×H) |
660mm×810mm×810mm (ケーシングオープン時 W855mm) |
重量 | 約190kg |
材質 | SUS316L、PTFE |
処理能力目安 | 0.1kg/h※(乾燥粉体ベース) ⇒CURUPO®の 1/100 ※処理物の性状により変動します。 |
主な用途
導入事例 | 各事例における導入効果 |
医薬原薬 | 連続晶析後の連続ろ過 |
医薬中間体 | ろ過工程の自動化・省人化 |
感光性ポリマー(半導体向け) | 密閉下でのコンタミレスなろ過 |
全固体を含む電池材料 | 少量生産・サンプルワークの実現 |
小スケールでのろ過テスト | ろ過実験の自動化・連続化、省力化 |
連続生産設備iFactory®への適用
- 低濃度での連続晶析(テイラー晶析) → 三菱ダイナフイルタでの濃縮 → ミニクルポでのろ過
- ケーキ受け用密閉容器を含めたユニット化
連続生産設備iFactory®への適用の詳細についてはこちらをご覧ください。
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