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三菱サイドエンタリングミキサ(SEM)
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三菱サイドエンタリングミキサ(SEM)
三菱サイドエンタリングミキサは、横型撹拌機です。石油、重油等のスラッジ堆積防止や石油精製品の性状を均一に保つため、タンク側面のマンホールノズルに取り付けます。
販売開始以来、国内外で5,500 台を超える販売実績を有しており、その積み重ねた経験やノウハウをもとに、撹拌の目的やタンク容量、撹拌する液の性状、そのほかお客様のご要望をお伺いし、最適な撹拌効果が期待できる仕様をご提案します。
数百kL~数十万kL のタンクへの取り付けに対応できる幅広くきめ細かいラインナップがあり、日本全国の製油所、石油備蓄基地、石油系燃料を使用する火力発電所においては95%以上のシェアを保有しております。
特長
- プロペラは一体型鋳造品マリンプロペラを採用しています。
- メカニカルシールの取り付け位置は、高粘度液にも対応できるようタンク内液の近くとなっています。
- 軸受は、長期間の運転が可能となるよう転がり軸受けを採用しています。
- 耐圧部は十分な強度、耐久性のある構造にしています。
- メカニカルシールとベアリングケースは一体構造のため、メンテナンスが容易です。
- 取付フランジはAPI、JIS規格に準拠した板厚とし、開口部の溶接も完全溶け込みになっています。
- 球面ユニット部はパッキン構造に加えリップ付特殊パッキンを設け、二重漏洩防止構造としています。
- ヒンジピンは溝つきナットと割りピン方式を採用しています。
- ギアタイプミキサーは製作精度の高いギアを使用しているので低騒音での運転が可能です。
- ベルトタイプのミキサーはギアタイプに比べて以下の特長があります。
- 低騒音
- モーターをはずさずにすべてのメンテナンスが可能
- ギアオイルの必要がなく維持費が安価
- 遮断機構によりタンク内に液が入った状態でメカニカルシールなどの消耗品が交換可能です。
構造図
- タンク側壁のマンホールに簡単に取り付けられます。
主な用途
- 原油タンク、備蓄タンクにおける油のスラッジ沈降防止、性状均一化、温度の均一化、異種液の混合、溶解等に用いられており、近年ではバイオ燃料向けの用途にも対応しています。
- 上記の実績から、溶液等の製品タンク向けにも納入実績があります。
- カーボンニュートラル実現に向けたCO2削減の手法として期待されるSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)への適用検討も承っております。
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