三菱化工機株式会社

中型水素製造装置「M-HyGeia」を納入した東邦ガス知多緑浜工場にて「水素製造プラント」の開所式が開催されました

6月27日(木)、三菱化工機株式会社(以下「当社」)が中型水素製造装置「M-HyGeia」を納入した東邦ガス株式会社知多緑浜工場にて「水素製造プラント」の開所式が行われました。当社は本装置の納入が決定した2022年より設計、工事を進め、このたび無事故、無災害で工事が完了、開所式当日より水素の出荷が開始されました。

東邦ガス知多緑浜工場で行われた水素製造プラント開所式
東邦ガス知多緑浜工場で行われた水素製造プラント開所式。
当社から参加した執行役員環境・水素・エネルギー統括本部長 井上 隆(左から二人目)

今回の「M-HyGeia」は、東邦ガスが取り組んでいる「カーボンニュートラルに資する水素サプライチェー ン構築」に向けて、知多緑浜工場に納入したものです。本装置は1.7トン/日の水素製造能力を有しており、製造した水素はモビリティ(水素ステーション)や熱分野・工業用原料といった産業向けなど、さまざまな用途向けに供給されます。さらに、製造した水素をトレーラーで出荷する充填・出荷設備も当社が建設を担当いたしました。

当社は1964年に天然ガス等を原料とする水素製造装置の国内1号機を手掛けて以来、約60年にわたる水素製造装置の納入実績を有しており、今回納入した「M-HyGeia」についても、産業用途に数多くの納入実績があります。これらの実績により培った知見を活かし、今後もカーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献してまいります。

ご参考:
プレスリリース:東邦ガス株式会社様 知多緑浜工場への水素製造装置納入決定について(2022年12月05日)