建材等のアスベストの含有分析や、空気中のアスベストの濃度測定を行っています。
建材等に含まれるアスベスト含有率分析プロセス (JIS A 1481 による)
定性分析
定性分析とは、位相差顕微鏡とX線回折装置を用いて、調査対象にアスベストが含まれているかを調べることです。
アスベストの顕微鏡写真
▲アモサイト
<屈折率> nD25℃ =1.680
(桃色の分散色を示す)
▲クロシドライト
<屈折率> nD25℃ =1.690
(桃色の分散色を示す)
▲クリソタイル
<屈折率> nD25℃ =1.550
(赤紫~青色の分散色を示す)
X線回折装置による標準物質の定性分析
定量分析
X線回折装置を使用して、アスベストが何パーセント含まれているかを分析します。
空気中のアスベスト粉塵濃度測定(JIS A 3850-1による)
建築物などの解体時に飛散するアスベスト粉じんなどの空気測定や、解体作業場における作業環境測定、および環境への漏洩確認測定などを行っています。
また、実試料の多くはアスベスト以外の繊維状物質が混在しているため、低温灰化装置や走査電子顕微鏡(SEM)を使用することにより、実際のアスベスト濃度の計測が可能になります。
アスベストに関してお困りの時は
当社におまかせください!
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- 建築物解体前の事前診断
- 建築物解体時の空気測定
- 使用中の建材中のアスベストの調査 など