製品概要
産業廃棄物最終処分場浸出処理施設からの浸出水はBOD、SS、TーN、カルシウムをはじめ、ダイオキシン類、塩類など高度処理技術が必要な汚濁成分が多く含まれております。弊社の長年の知見と実績から適切な処理法をご提案いたします。
特徴
- 必要とされる処理水質に応じ、生物処理・高度処理ユニットを合理的に組み合わせてプロセス全体を設計します
- 生物処理工程は接触曝気方式を採用するため、急激な水量・水質の変動にも容易に対応します
- 活性汚泥方式に比べ、返送汚泥、MLSS、空気量などの操作が不要で維持管理が容易です
- 流入カルシウム濃度に合わせてスケール抑制法及びカルシウム除去法が選択できます
- 懸濁性のダイオキシン類については、凝集沈殿法にて処理します。
- 塩類処理工程は塩類濃度に合わせてイオン交換膜電機透析法及び逆浸透膜法を選択または両方を組み合わせ処理を行います
構造図
浸出水処理施設
適用排水
安定型、管理型の産業廃棄物処分場浸出水の処理