製品概要
流動担体生物膜法は流動する担体(接触材)の特性を利用した好気性生物処理です。
担体は粒状で、液相での流動性、耐久性に優れており微生物が着生しやすい特徴を有しております。反応槽では担体が曝気によって常に撹拌され、流動しているため接触効率が良好で安定した処理が得られます。
▲ PP製中空円筒型
▲ PEG製立方体
特徴
- 担体は安定した生物量を確保でき、流動により排水と良好に接触
- 担体は粗目のスクリーンで分離可能な為、メンテナンスが容易です
- 返送汚泥を必要としないため煩雑な汚泥の管理は不要です
- 担体の投入と分離用スクリーンの設置で既設曝気槽の能力増強が容易です
構造図
下水道放流向け流動担体生物膜法処理設備概要
適用排水
食品系排水、化学系排水、紙・パルプ紙排水など幅広く使用可能