職種図鑑
三菱化工機の仕事とは?
社員が三菱化工機のさまざまな仕事を紹介します。
About work
三菱化工機の仕事とは?
社員が三菱化工機のさまざまな仕事を紹介します。
色別部署区分:
#01
Process Design
主にケミカルプラントのプロセス設計(設備全体の構成や機器・配管の仕様決)、建設後の試運転業務を行います。
#02
Piping Design
プラントエンジニアリングの配管設計業務。工場内への配管を決定するレイアウト図面の作成などを行います。
#03
Equipment Design
プラント機器の設計。プロセス条件などを検討し強度や法規を満たす塔・槽・容器・熱交換器などの設計を行います。
#04
Civil and architectural design
化学メーカーのお客様の生産設備建設において、土木建築設計、見積、発注、現地設計監理業務などを担当します。
#05
Instrumentation & Electrical Design
(Instrumentation)
主に化学メーカのお客様向けに建設する化学製品のプラント案件において、制御や電気関係の設計を担当します。
#06
Instrumentation & Electrical Design
(Electricity)
化学系プラント設備の電気設計。電気設備の電源構成を最適化し、制御回路の立案や機器の配置計画を行います。
#07
Stand-alone Mechanical Design
(Industrial Machinery)
高効率化・性能改善・小規模化などの課題に対し、最適な設計・提案を行い課題解決をお手伝いします。
#08
Stand-alone Mechanical Design
(Marine Machinery)
各種船用機械の設計を行います。図面作成、完成後の試作品の試運転、船舶への設置作業などを行います。
#09
Industrial Technology
お客様に提供する機械の生産工場にて、量産準備や生産改善、また自動化システムの導入検討などを行います。
#10
Procurement (Cost Engineer)
プラント事業と環境事業のエンジニアリング製品の提供にあたり、建設コストの取りまとめを行います。
#11
Procurement (Administrative)
製品製造に必要な素材や部品の購入です。新規取引先の開拓、購入品の納期管理、コストダウン検討などを行います。
#12
Construction Management
(Construction)
プラントを建設する為、時に数百人規模の組織を束ね、完工を目指し仲間と共に組織を先導する仕事です。
#13
Plant Project
半導体材料や次世代電池材料の製造など、半導体業界のお客様が新規工場を建設する際のプロジェクトエンジニアです。
#14
Hydrogen & Energy Project
製鉄業界のお客様に対し、ICI式スチームリフォーミングプロセスを用いた水素発生設備の導入プロジェクトを担当します。
#15
Water Environment Project
下水処理場やポンプ場など、官公庁が管理する設備の更新・新設工事のプロジェクトマネージャーを担当します。
#16
Solution Project
「最終処分場のごみ浸出水処理施設」「し尿処理施設」「産業廃棄物処理施設」の設計・プロジェクトマネージャーを担当します。
#17
Sales (Solutions)
排水処理施設や有機性廃棄物からバイオガスエネルギーを回収し、減容化するメタン発酵処理施設を提案します。
#18
Sales (Hydrogen & Energy)
限られたスペースで水素製造が可能なオンサイト型水素製造装置「HyGeia(ハイジェイア)」の新規拡販を行っています。
#19
Sales (Industrial Machinery)
半導体関連メーカーのお客様に対し、製造に必要不可欠な固液分離操作用の産業機械装置を販売します。
#20
Research & Development
排ガスからCO2を回収するカーボンキャプチャの開発など、新たな技術の研究開発を担当します。
#21
Planning (Corporate Planning)
中期経営計画の策定、IR業務など、企業価値の向上を目的とした経営情報の積極的な情報発信を担います。
#22
Digital Transformation
デジタル技術を用いた新規ビジネスの検討、また、RPAの作成や生成系AI導入など社内のDX推進を行います。
#23
Legal Affairs
各種契約書の内容確認、社内の法務相談、内部統制に関わる取り組みなど、法務の側面から事業活動を支えます。
#24
Accounting
「管理会計」「財務会計」「税務会計」の経理業務を通し、経営計画の策定、原価計算、会計・税務監査対応などを行います。
#25
Human Resources
社内外のさまざまな人と関わりながら、会社の「人」に関する業務を担います。業務は「採用」「教育」「労務」「給与・社会保険」「人事制度」など多岐にわたります。
#01
Process Design
主にケミカルプラントのプロセス設計(設備全体の構成や機器・配管の仕様決)、建設後の試運転業務を行います。
主にケミカルプラントのプロセス設計・試運転業務を行います。プロセス設計は、設計の中で最上流の工程です。お客様の要求をヒアリングし、設備全体の構成や機器・配管の仕様を、化工計算やシミュレーターを使って検討します。試運転では、設備の建設完了後に実際に運転し、設計通りの仕様となっているかを運転データをもとに検証します。
お客様が要求する設備能力に対し、どのような手法(機器構成や運転方法など)で満たすのかを、お客様、メーカー、社内の設計部門と検討やテストを繰り返して決めていきます。その際に選択できる手法はいくつか考えられることが多いので、お客様がどのようなことを重視しているのかを確認しながら、設備全体の仕様を決定します。
プロセス設計は設計の最上流にあたります。ミスがあると次工程の詳細設計や建設工事へと影響が広がっていくので、初期段階での多面的な視点からの確認・検討が必須です。プラントの規模によっては膨大な作業になるため、大変です。その後、最終的に試運転まで行い、無事お客様に引き渡せた時、達成感を感じられるのが面白いところでもあります。
#02
Piping Design
プラントエンジニアリングの配管設計業務。工場内への配管を決定するレイアウト図面の作成などを行います。
プラントエンジニアリングの配管設計業務を担当します。具体的には、「工場のどこに配管を通すか」を決めるレイアウト図面の作成や、工事業者がレイアウト通りに工事を行えるように指示する図面の作成を行います。
この仕事にとって最も重要な課題は、第一に、お客様が安全に作業できる工場であること、第二に、使いやすい工場であることです。この二つの課題解決を目標に、配管を設計していきます。
目的通りのレイアウトを形にするためには、考慮しなければならないことが多く、そこに大変さがあります。例えば、法規、熱・機器の振動の影響、機器を操作するスペースあるかどうかなど、想定すべき事柄が次から次に出てきます。ただ、多様な事柄を考慮し、全ての課題を解決できるような配管レイアウトを自らの力で計画し、無事現場に設置できた時の達成感は非常に大きいです。自分の考えたものが形となる充実感を味わえる仕事です。
#03
Equipment Design
プラント機器の設計。プロセス条件などを検討し強度や法規を満たす塔・槽・容器・熱交換器などの設計を行います。
プラント機器の設計を担当します。プロセス条件などを検討し、その上で、強度や法規を満たす塔・槽・容器・熱交換器などの設計を行います。
第一に、お客様の希望を満たす設計を行うことがとても重要です。その点をクリアした上で、プラント機器の設置場所の環境や用途を踏まえて、安全性、強度、法規の順守など、必要に応じて改善の提案を行なっていきます。
図面上に描いていたプラント機器と、実際にできあがってきた実物とのギャップなど、設計段階で想定していた内容との齟齬に苦労することが多くあります。こういった問題点を創意工夫でリカバリーし、無事に機器を納入することができると、達成感とともに面白さを感じられる仕事です。
#04
Civil and architectural design
化学メーカーのお客様の生産設備建設において、土木建築設計、見積、発注、現地設計監理業務などを担当します。
化学メーカーのお客様の生産設備建設において、土木建築設計を担当します。具体的には、機械を設置するための基礎や舗装排水設備などの土木設計、機器架構・配管ラックなどのコンクリー ト構造物や鉄骨構造物・事務所棟や設備棟などの建築設計を行います。その他、見積、発注、現地設計監理業務も担当し、業務範囲は多岐にわたります。
お客様の要求を、図面や3D設計を用いて見える化し、承認を得ながら業務を進めます。また近年では、土壌汚染対策、振動、騒音など環境に配慮した設計が求められます。コスト、工程、環境(品質)を評価して最適な工法を提案します。
業務が多岐に渡りますので、一定の知識を得るまでに時間がかかります。キャリアの早い段階から責任ある立場を任されますが、図面や説明資料を自分なりに工夫しても、初めはなかなかお客様に理解してもらえません。また、土木建築設計だけでなく、配管設計や空間設計の知識も必要です。初めは苦労しますが、さまざまな問題解決の経験が知識につながり、設計の幅が広がり、徐々に自分のやりたいことが具現化できるようになると、設計は楽しくなります。
#05
Instrumentation & Electrical Design
(Instrumentation)
主に化学メーカのお客様向けに建設する化学製品のプラント案件において、制御や電気関係の設計を担当します。
主に化学メーカのお客様向けに建設する化学製品のプラント案件において、制御や電気関係の設計を担当します。具体的には、効率的かつ安全に配慮した制御の設計や、適正な計器の手配を行います。また、現地での試運転業務も行っています。
お客様ごとに提供する製品やレシピは異なりますので、制御に関して重視するポイントも多岐に渡ります。その中で、当社がこれまで培ってきたノウハウを活かして、要求に合った制御を実現します。また、お客様の予算に合わせてリーズナブルな設備を検討し、コストダウンの提案を行うことも大事です。
当社がターゲットとしているプラントは中規模のものが多いです。そのため同業他社よりも、一人ひとりの社員が幅広い領域の仕事を手掛けています。また、基本設計から試運転まで同じ担当者が一貫して行うことが多いです。確かに大変なこともありますが、プラント設計のスキルを体系的に自分のものにできるという面白さにもつながっています。
#06
Instrumentation & Electrical Design
(Electricity)
化学系プラント設備の電気設計。電気設備の電源構成を最適化し、制御回路の立案や機器の配置計画を行います。
化学系プラント設備の電気設計を担当します。具体的には、受変電設備・幹線動力設備・照明設備・その他電気設備の電源構成の最適化を行い、制御回路を立案し、機器の配置を計画する仕事です。
お客様からのさまざまな要望、定められた納期など複数の課題をクリアし、安全性及び安定性を兼ね備えた電気設備の提供を行うことで、化学系プラントの運営に貢献します。
プラント建設は多くの人と関わる仕事です。当然ですが、関わる人が多くなるほど、多様な意見が集まります。そこで重要なのは、各方面の関係者の意見を踏まえながら検討を進めることです。
他部門の担当者との調整が充分でないままに設計を進めてしまうと、結果として複数回の設計調整が発生するケースもあり、コミュニケーションの大変さを感じることがあります。しかし、こうした経験を糧に次回の改善策を自らの中に蓄積することで、徐々にプロに近づくことができ、頑張った先にある仕事の面白さを体験できます。
#07
Stand-alone Mechanical Design
(Industrial Machinery)
高効率化・性能改善・小規模化などの課題に対し、最適な設計・提案を行い課題解決をお手伝いします。
プラントの製造・処理設備に組み込まれる「ろ過機」など、単体機械の設計を担当します。ろ過機とは、フィルターと呼ばれるろ布やろ紙を用いて固体と液体を分離し、汚泥の処理をはじめ様々なプラントのプロセスに欠かせない固液分離を行う機械です。また、プロジェクトマネージャーとして案件のまとめ役となることもあります。
お客様が抱える、高効率化・性能改善・小規模化など多様な課題に対し、最適な提案やプロセス変更を行うことで、課題解決をお手伝いします。近年は、省人化や省エネという課題解決への需要が高まっています。
設計部門だけでは機械をつくることができません。お客様だけではなく、社内他部署の担当者とコミュニケーションを欠かさず、誠意を持ってプロジェクトと人に向き合い、責任を果たす姿勢でメンバーを牽引することが必要です。プロジェクト進行中は人やモノの調整に苦労や心労を感じますが、完了したときは達成感や充実感があります。また開発業務にも携われるので、まだ世の中にない新しい装置の開発業務にも関われます。
#08
Stand-alone Mechanical Design
(Marine Machinery)
各種船用機械の設計を行います。図面作成、完成後の試作品の試運転、船舶への設置作業などを行います。
各種船用機械の設計を行います。図面作成から、完成後の試作品の試運転、船舶への設置作業、定期点検なども担います。例えば、船舶の燃料油や潤滑油に含まれる不純物・水分を除去する分離板型遠心分離機「セルフジェクター(SJ)」。船の腎臓とも言われる、船舶の運航に欠かせない機械です。開発にあたっては、試作品設計、性能評価、テスト内容の策定と実施など幅広い役割を担当します。
船舶は約20年運航しますが、その間、納入した機械も稼働し続けます。機械の分解組立のしやすさや、運転の安定性が求められ、常にアップデートの必要があります。定期的に表面化する改善点をいかに低コストで解決するかが重要な課題です。コストを抑えながら新しいことに取り組み、実現させるために日々の業務に取り組みます。
新たな機械の開発においては、機械の性能アップはもちろん、コストダウンも開発目標になります。性能アップとコストダウンという相反する目標を両立するための創意工夫が難しい点であり、面白い部分です。行錯誤の末に目標を達成できた際は、思わずガッツポーズしてしまうほどの達成感を得られます。
#09
Industrial Technology
お客様に提供する機械の生産工場にて、量産準備や生産改善、また自動化システムの導入検討などを行います。
お客様に提供する機械の生産工場にて、量産準備や生産改善の業務を担当します。製作するのは、当社の主力製品である「セルフジェクター(SJ)」など多岐に渡ります。また、DXを取り入れた生産方式を確立するために、デジタル技術を用いた自動化システムの導入検討・整備なども行っています。
製品を製作する上では、少なからずコストが発生します。SJのような量産品ともなれば、年間のコストは莫大です。このようなコストをいかに削減し、効率よく生産できるかを考えることが、生産技術の重要な役割です。
常に、生産現場などからさまざまな改善依頼が届きます。配属当初は現場の知識が不足しているために、アイデアを出すことに苦労するかも知れません。課題を解決する改善策を導き出すのは確かに大変ですが、自分のアイデアが採用され、実際に現場で使用されている光景を見ると苦労が吹き飛ぶ仕事です。近年は、生産工場のスマート化にあたってあらゆる設備のデジタル化・自動化の検討を進めています。新た挑戦は大変さもありますが、関係部署との連携で生産現場の進化を目指しています。
#10
Procurement (Cost Engineer)
プラント事業と環境事業のエンジニアリング製品の提供にあたり、建設コストの取りまとめを行います。
プラント事業と環境事業のエンジニアリング製品をお客様に提供するにあたり、プラント建設のコストの取りまとめを行います。業務は主に3つのステップがあります。第一に、仕様書からのプラント建設の全体像の把握。第二に、建設に必要な機材の検討とコストの妥当性の判断。第三に、建設費用や人件費などを踏まえて工事全体のコストを取りまとめること。時には、こうしたコスト計算をおよそ2〜3週間で行うケースもあります。
お客様の予算を念頭に置きつつ、精度の高いコスト算出が求められます。その結果、お客様から安心して任せてもらえる工事施工に繋がります。特に近年では、物価上昇や機材の入手難などのリスクもコストに反映することが、お客様の安心感につながります。
技術とコストの双方に関する幅広い知識が必須です。技術面では、多岐に渡る機材の仕様を勉強し理解しておくこと、コスト面では、適正コストを把握し協力会社の見積を査定することなどが必要です。技術面とコスト面のどちらか一方でも欠けると、適切な見積を算出できません。苦労の結果、工事が受注に至った瞬間が嬉しい仕事です。
#11
Procurement (Administrative)
製品製造に必要な素材や部品の購入です。新規取引先の開拓、購入品の納期管理、コストダウン検討などを行います。
当社の主力製品である「セルフジェクター(SJ)」の製造などにおいて、製品製造に必要な素材や部品を購入する仕事です。新規取引先の開拓、購入品の納期管理、コストダウン検討など業務は多岐に渡ります。
例えばSJは、計画に基づいて製造されており、調達は、製造工程がスムーズに進むように準備する仕事だと言えます。製造・組立に必要な部材が予定通り届かない、納品された部材に問題があるなどの事態が起こると製造がストップし、納期に間に合いません。特にSJは船舶に利用される場合が殆どで、船の運転にも支障が出ます。そうした事態を未然に防ぐため、取引先と密に連携し、納期・製品仕様について確認を行います。
納期管理に大変さを感じることが多いです。例えば世界情勢の影響を受けた材料不足や輸入品の遅延については、いくら準備しても対応に限度があります。代替可能な部材であればまだしも、できない部材の場合は大変です。面白い点は、社外の人との関わりが多いことです。バルブ、ポンプ、鍛造などさまざまな企業の担当者と関わることが多く、人と話すのが好き、多くの人と関わりたいという志向を持っている方なら、楽しい仕事です。また、多様な製品に携われることも一つの魅力です。
#12
Construction Management
(Construction)
プラントを建設する為、時に数百人規模の組織を束ね、完工を目指し仲間と共に組織を先導する仕事です。
お客様の要望するプラントを建設する為に、時に数百人規模の組織を束ね、完工を目指し仲間と共に組織を先導します。具体的には工程管理、コスト管理、安全管理、品質管理を行います。決められた工期の中で、安全・品質が担保された設備を図面通り且つ予算内に収めるよう試行錯誤します。施工図面の確認、施工要領の計画・検討など、工事過程で状況に応じ現場で修正対応を行い、追加要望にも応えます。
工事を進める中では、施工図面では予測できなかった障害などがあり、関連部署との連絡・調整や協力会社との施工方法の変更・再検討が必要です。また、工事を安全に遂行するため、協力会社と連携して注意すべきポイントをいち早く察知し対応するなど、きめこまやかな仕事が求められます。
ゴールは無事故無災害で完工し、お客様に設備を運用していただくことです。苦労は無数にあります。常に新しい技術や施工方法等が確立されている為に、勉強が欠かせません。ただ、施工方法・環境・条件を含めると同じ工事は一つもないところが、面白さでもあります。また、図面が現物として目の前に出来あがると、何とも言えない達成感を感じられます。
#13
Plant Project
半導体材料や次世代電池材料の製造など、半導体業界のお客様が新規工場を建設する際のプロジェクトエンジニアです。
半導体材料や次世代電池材料の製造など、半導体業界のお客様が新規工場を建設する際のプロジェクトエンジニアです。一つのプラントができあがるまで、納期・コストから設計や建設まで、全体の流れを取りまとめる役割を担います。
お客様によって、解決したい課題や新たなプラントへのニーズは多種多様です。そうした要望を丁寧に汲み取り、目的に合致する技術・製品の提案を行い、お客様の課題解決に挑みます。
さまざまなお客様がいますので、プロジェクトによって解決を必要とする課題も一つひとつ違います。もちろん、解決手法も千差万別です。そんな中で、お客様の特徴・コスト・納期など全ての条件をクリアして解決まで導いていく仕事ですから、大変な点はたくさんあります。その一方で、プロジェクトごとに新しい専門技術に触れられたり、身につけたりできます。仕事経験が深まるにつれ、深く広く知識を習得できる喜びがあります。
#14
Hydrogen & Energy Project
製鉄業界のお客様に対し、ICI式スチームリフォーミングプロセスを用いた水素発生設備の導入プロジェクトを担当します。
製鉄業界のお客様に対し、ICI式スチームリフォーミングプロセスを用いた水素発生設備(プラント)のEPC(※)契約の中で、プロジェクトエンジニアを担当します。具体的には、プロジェクトマネージャーの補佐として、プロジェクト全体のスケジュール管理、お客様との窓口、各設計調整、ポンプなどの動機器・ユニット機器の取りまとめなどを担当します。
※設計エンジニアリング、調達、建設を一括したプロジェクトとして設備建設工事を請負う契約方式
化石燃料に代わる新エネルギーとして水素エネルギーが注目されています。使用時に二酸化炭素を排出せず、地球温暖化への環境対策として有効です。製鉄業界には、鉄鋼の製造時に大量のCO2を排出する課題があります。そこで、鉄鉱石を還元する際に水素を用いることで大幅にCO2削減ができる「水素還元製鉄」という技術が今、注目されています。当社は水素製造技術(ICI 式水素製造設備やHyGeia )に昔から力を入れており、多くの実績があります。「水素還元製鉄」に用いる水素の製造にICI 式水素製造設備を提案し、当社がEPC業務全体を請け負うことで、製鉄業界の課題解決及び環境対策を推進しています。
お客様の窓口となって要望を聞き、各設計へ展開(各設計担当と調整)したり、コスト管理、スケジュール調整・管理、またデスクワークだけでなく現場試運転業務など、業務が多岐に渡ります。そのため適応力、柔軟性、決断力を求めれます。面白いのは、当初は構想だけだったものが、EPC業務の流れに沿って実際に形となるところです。
#15
Water Environment Project
下水処理場やポンプ場など、官公庁が管理する設備の更新・新設工事のプロジェクトマネージャーを担当します。
下水処理場やポンプ場など、官公庁が管理する設備の更新工事、新設工事のプロジェクトマネージャーを担当します。例えば、官公庁が公告した工事の予算管理、全工程の管理、設計・計画、機器・配管等の手配、試運転、完成検査を行います。設計だけではなく、現場に出て試運転を実施したり、工事全体の把握と進行が必要な仕事です。
お客様の多様な課題に応えていくことが求められます。例えば「現場操作ではなく中央監視室で制御できるように、運転に組み込んでほしい」という要望に対し、中央からの信号を現場制御盤で受けて機器を動かすなどの調整を行い、要望を形にします。
工程管理にあたっては、お客様、社内の関連部署、協力会社など各方面の日程調整が必要です。また、さまざまなケースで素早い判断が必要なこと、提出書類の作成や根拠となる資料の準備など大変な点はたくさんあります。ただ、工事を最後までやり切った時の達成感や、経験から培った創意工夫を工事に活かせること、特に、官公庁の工事は1年〜3年ほどの比較的短い工期が多く数多くの経験を詰める利点など、多くの面白さがあります。
#16
Solution Project
「最終処分場のごみ浸出水処理施設」「し尿処理施設」「産業廃棄物処理施設」の設計・プロジェクトマネージャーを担当します。
「最終処分場のごみ浸出水処理施設」「し尿処理施設」「産業廃棄物処理施設」の設計・プロジェクトマネージャーを担当します。例えば、老朽化が進んだし尿処理施設において、修繕や増強など施設を長寿命化させるための工事を行います。また、産業廃棄物処理施設とは、有機汚泥をメタン発酵させてバイオガスを生成し、バイオガスから発電まで行う施設です。その過程で出る廃水の処理も担当します。
お客様に水処理の技術を提供し、生活排水や廃水による環境汚染を防ぐことに貢献する仕事です。水処理施設は地域や環境によって様々な課題を抱えていますが、どうしたらよりよい施設ができるかをお客様と一緒に考え、ニーズに合致した施設を設計していきます。
プロジェクトマネージャーとして全体の工程を管理していく中で、設計段階では想定していなかったトラブルなどが現場で起きることもあります。その際には、判断・決定をする必要があり難しさを感じると思います。この仕事は水処理のプロセスに対する知識だけでなく、機械・電気・建築・土木と幅広い知識が必要です。これらを勉強し、身につけていくのは大変ですが、自分の知識が増えていく面白さを感じられます。
#17
Sales (Solutions)
排水処理施設や有機性廃棄物からバイオガスエネルギーを回収し、減容化するメタン発酵処理施設を提案します。
廃棄物業界のお客様(近年では有機性廃棄物を排出する食品業界なども含む)に対し、排水処理施設や有機性廃棄物から、バイオガスエネルギーを回収して減容化するメタン発酵処理施設を提案します。具体的には、見積書・契約書および契約書の作成、お客様との交渉・情報収集、受注・売上獲得に向けた社内への情報発信および社内調整などです。
お客様に対して2つの側面の課題解決に寄与します。一つ目は、排水処理技術の提供によって生活排水や工場廃水による環境汚染を防ぐことに貢献する側面。二つ目は、廃棄物削減およびエネルギー回収技術の提供によって工場のコスト改善に貢献する側面です。
排水処理や廃棄物処理という、いわゆる「静脈産業」だけではなく、最近では資源循環の流れから、製造業など製品を生み出す「動脈産業」を含めた幅広い業界と付き合うことができます。さまざまな考え方やビジネスに触れる機会があり、面白さを感じます。またその一方で、幅広い知識が必要であり、経験則だけでは解決できない課題も多いため、日頃から「ソリューション」を考えて行動することが必要です。
#18
Sales (Hydrogen & Energy)
限られたスペースで水素製造が可能なオンサイト型水素製造装置「HyGeia(ハイジェイア)」の新規拡販を行っています。
限られたスペースで水素製造が可能なオンサイト型水素製造装置「HyGeia(ハイジェイア)」の新規拡販業務です。まずは、興味を持っていただいたお客様にHyGeiaをプレゼンし、水素製造装置を知ってもらうことから始めます。また、水素製造装置に対するニーズがある業界・企業を探り、提案活動を行っていきます。
お客様が必要とする水素供給能力がどんなものかを定義し、最適な機器構成を考案し提案する必要があります。また、お客様の現場に機器を設置した際のレイアウトなどについて、社内の技術部門と協議と検討を重ね、機器の稼働までに存在する課題を解決していきます。
苦労するのは、お客様と社内の技術部門の橋渡し役にならなければいけない点です。その中では、お客様の課題を正確に把握し、社内の技術部門に的確に共有する必要があり、非常に重要な役割を担っています。また面白いのはやはり、さまざまな業種のお客様と接点があり、出会いを広げていけることです。自らの活動によって、会社の利益に貢献する実感を得られる仕事です。
#19
Sales (Industrial Machinery)
半導体関連メーカーのお客様に対し、製造に必要不可欠な固液分離操作用の産業機械装置を販売します。
半導体材料、次世代電池材料、金属ペースト材料などの先端電子材料を製造するお客様(生産・開発・研究)に対し、製造に不可欠な固液分離操作用の産業機械装置を販売します。また販売活動の他、営業部内での定期的なワークショップによる新事業 ・新商品テーマ立案活動、顧客ニーズを基にした開発フォロー、代理店へのセミナーなどを行います。
お客様の開発課題となる処理工程を聞き、課題を解決する商品・新規プロセスを提案します。
固液分離は奥が深く、処理物の性状はさまざまです。圧力をかけると固くなるもの、シェアをかけると柔らかくなるもの、固くなるもの。濃度が上がると粘度が高くなるもの、酸素に触れると発火・爆発するもの、変質するものなど。製品は一品一様で処理も多様。お客様と共に処理方法を考え、最適な装置を提案し、テストを経て装置仕様をつくります。「お客様と共に仕様をつくる」ことが、営業ならではと言えます。
研究・開発中の製品を扱う為、お客様自身も処理物の特性を完璧に把握しているケースが少ないです。製品化プロセスの中で、新たな処理方法を見つける必要があります。お客様の製品化までのプロセス理解に苦労しますが、課題解決への道をお客様と共に発見し、よい製品が製造できる設備を導入し、感謝の言葉をいただけた時、仕事の楽しさを感じます。また自分が担当した装置への思い入れも深く、お客様の現場で装置に再会し、頑張って動いているのを見た時は嬉しいです。
#20
Research & Development
排ガスからCO2を回収するカーボンキャプチャの開発など、新たな技術の研究開発を担当します。
カーボンニュートラル実現に向けた、排ガスからCO2を回収するカーボンキャプチャの開発など、新たな技術の研究開発を担当します。現在は、NEDO事業の一環として他社と共同でCO2分離膜を活用した水素製造装置(HyGeia)とカーボンキャプチャを一体化させた、ブルー水素製造装置の開発などが進行中です。
当社の水素製造装置で製造する水素は、CO2を排出しながら水素を製造する為、グレー水素と呼ばれます。しかし、グレー水素ではカーボンニュートラル実現に貢献することは難しく、水素の製造過程で排出されるCO2を回収したブルー水素が求められています。そのニーズに応えるため、カーボンキャプチャの開発を行っています。
実証装置のフロー検討など、ゼロから学びつつ進める業務は苦労も多いです。自らの知識をアウトプットするだけでなく、新たな知識のインプット・アップデートが必要なため、最初は一つの作業にも時間がかかります。しかし、知識が増えるにつれて理解できる内容が増え、成長を実感できます。
#21
Planning (Corporate Planning)
中期経営計画の策定、IR業務など、企業価値の向上を目的とした経営情報の積極的な情報発信を担います。
中期経営計画の策定とフォローアップ、IR業務など、企業価値の向上を目的とした、経営情報の積極的な情報発信等を行っています。また、これらの情報発信を通じてステークホルダーのエンゲージメント獲得活動の一部も担っています。
財務分析や格付機関による企業価値評価など、会社が複数の客観評価に晒されている現在、経営計画の実現や情報開示を通じた企業価値の向上は、あらゆる会社の経営課題です。経営企画課は、財務面だけでなく事業面や組織面を含む総合的な評価向上のため、また、社会からの信頼をより強固なものとするため、ホームページやIRメディアなどを活用し、情報発信をしています。また、このような情報発信は、皆さんのように就職活動をしている方の「この会社にエントリーしてみよう」という動機の呼び起こしにも資するはず、と考えています。
決算情報など経理的な知識に加え、会社の事業内容や事業環境、世の中の動向など、幅広い知識のインプットと応用が求められるので、常に情報のアップデートと整理が必要です。しかし、資料作成や説明会の運営などの仕事を通して頭の中が整理され、新たな考え方に出会ったり、投資家や従業員からのフィードバックで前向きなコメントを頂いた時などには、苦労以上の面白みや達成感を感じることができます。
#22
Digital Transformation
デジタル技術を用いた新規ビジネスの検討、また、RPAの作成や生成系AI導入など社内のDX推進を行います。
デジタル技術の活用を中心に、三菱加工機の新規ビジネスを検討する業務に取り組みます。例えば現在は、ドローンを用いたビジネスの検討が進行中です。その他にも、Microsoftのツールを用いたシステム構築、RPAの作成、生成系AIの導入など、社内のDX化を推進する業務も担当します。
当社のさまざまな事業課題をデジタル技術を用いて解決し、新たな価値を生み出し、新規ビジネスやシステム開発を行う仕事です。
デジタル技術を用いた新規ビジネスの検討においては、「0から1を生み出す」仕事ならではの大変さがあります。しかし、誰もやっていないことに挑戦できることは面白く、大きなやりがいがあります。また、社内の業務効率化においては、各部門の要望に合ったシステム・RPAを開発していきますが、往々にして開発中はシステムがうまく動作しないケースもあり、調整に苦労します。ただその結果、開発したシステムやRPAを実際に使ってもらい、現場の方の業務を効率化することができた瞬間が嬉しい仕事です。
#23
Legal Affairs
各種契約書の内容確認、社内の法務相談、内部統制に関わる取り組みなど、法務の側面から事業活動を支えます。
お客様やお取引先様と締結する契約書の内容確認、社内からの法務相談、懸案事項に関する顧問弁護士への相談や、内部統制に関わる取り組み等を担当します。
各種売買、工事請負、研究開発などにおける契約書を確認し、リスクの有無や法令に反する事項が無いかなどをチェックします。リスクを完璧にゼロにすることはできませんが、可能な限り障害を事前に取り除き、ビジネスが成功するように下支えすることが大きな役割の一つです。社内における各種法務相談においても、ビジネス上のリスク等を念頭に最適解を検討します。
社内の法務相談の内容は、簡単に結論を導き出せるケースはまずありません。入念に検討を行い、回答を考える必要があります。また契約書についても、問題点をどのように見直すことが適切なのか、充分な思案が求められます。回答には常に責任とプレッシャーが伴います。しかし、社内のあらゆる部署から相談・問い合わせが寄せられ、内容も多岐に渡りますので、いい意味での刺激を受け続ける仕事でもあります。
#24
Accounting
「管理会計」「財務会計」「税務会計」の経理業務を通し、経営計画の策定、原価計算、会計・税務監査対応などを行います。
経営計画の策定、原価計算、会計・税務監査対応などを担当します。経理業務は目的・提出先により主に「管理会計」「財務会計」「税務会計」の3つに分類されます。
経営の意思決定は「現在、自社がどんな状況に置かれているか」の把握から始まります。経理のミッションは、会計という技法を駆使し、自社の状況を数値として取りまとめ、経営者へ提供することです。数値を通じて現在の三菱化工機を描き、将来の三菱化工機がどのように成長すべきか、経営者の意思決定の一端を担います。
経営を身近に感じれられる仕事です。経営者が判断を誤らないように、提出する各種数値情報を慎重かつスピーディに取りまとめる大変さがありますが、経営の一端を担う責任感と面白さがあります。また、数値から様々な情報を把握できます。数値というと無機質な印象がありますが、企業の各種数値は経営者から現場の担当者まで、人の思いや努力の結果を表現しています。経理はその思い・努力を数値情報として取りまとめ、経営者へ報告する仕事です。数値を読めるようになると、会社の課題や方向性など、さまざまな角度から会社を見ることができるようになります。
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Human Resources
社内外のさまざまな人と関わりながら、会社の「人」に関する業務を担います。業務は「採用」「教育」「労務」「給与・社会保険」「人事制度」など多岐にわたります。
事務的な作業から、人材の採用・教育、従業員の方がより良く働けるような環境づくりのための企画業務をおこないます。給与計算など正確さが求められる仕事や、会社の顔として社内外の人とコミュニケーションを取ることも多いです。人材面において、企業の経営計画、経営目標を達成するために動くこともあるため、従業員側だけではなく経営側の視点も求められる仕事です。
従業員の方の生活に直結することから人材面での経営課題を解決する仕事です。
学生の方や経営陣などとの距離が近いため、組織にとって重要なポジションを担っている実感を得られます。重要なポジションであることから、人事に関する法令改正や社会情勢などにアンテナを張る必要があり、日頃から勉強が必要になります。