受入基地用LNG気化器、OG-TRI-EX(OG トライエックス)の名称で大阪ガス株式会社が開発し、当社が技術導入し、海水を熱源とし中間熱媒体(プロパンガス等)でLNGを気化する設備です。
当社は、設計、製作、保守等において卓越した技術力を持って製品化してきました。
また、熱源の条件等に応じて最適な機種を選定・提供いたします。
(*) OG-TRI-EXは大阪ガス株式会社の登録商標です。
- 装置がコンパクトで、ORV(オープンラック式気化器)と比較して設置面積を削減できます。
- 海水用伝熱管はチタン製で、耐腐食性に優れているのでメンテナンスコストを削減できます。
- 気化器内のLNG保有量が少ないため、ロード変動時にガス発熱量の変動も少なくできます。
- 緊急時の対処が容易であり、操業性に優れています。
(1) E-1 中間熱媒体蒸発器で、海水によって中間熱媒体(プロパン等)を気化します。
(2) 気化した中間熱媒体によって、E-2 LNG気化器でLNGを気化します。
(3) E-3 加温器で、海水によってLNGが気化した天然ガスを常温近くまで昇温します。