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2018年7月5日

「下水道展'18北九州」に出展ご案内

三菱化工機は、西日本総合展示場(小倉地区)で開催される「外部リンク下水道展'18北九州」(会期7/24(火)~7/27(金)、主催:公益社団法人日本下水道協会)に出展いたします。
 本展示会では、「下水由来の再生可能エネルギーのトータルソリューション」をメインテーマに、創エネルギー技術として、無動力撹拌槽と熱可溶化嫌気性消化システム、高効率燃料電池(SOFC)を組み合わせた地産地消エネルギーシステムの実証、下水バイオガス原料による水素創エネルギー技術、バイオガスシステムなど、当社の得意とする製品、技術をご提案、ご案内いたします。是非、会場へ足をお運びいただき、ご覧いただければ幸いです。
展示会スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

展示会期
平成30年7月24日(火)~27日(金)10:00~17:00
(初日は10:30より開場、最終日は16:00にて閉場)
展示会場
外部リンク 西日本総合展示場 本館
福岡県北九州市小倉北区浅野3-7-1
当社ブース
大展示場 No. 大-311
ツアーのご案内
唐津市B-DASHツアー
7月25日(水) 
12:30 集合 → 13:00 展示会場出発 
15:30 唐津市浄水センター見学(1時間)
16:30 浄水センター出発 → 18:00 福岡解散
*下水道展‘18北九州のHPよりお申込みください。
展示品
  1. 「高効率消化システムによる地産地消エネルギー活用技術の実用化に関する実証研究」<映像・模型・パネル展示>
    三菱化工機が、九州大学、日本下水道事業団、唐津市との共同研究体で進めている、汚泥消化技術を用いた地産地消型エネルギーシステムの構築に向けたバイオマス技術が、国土交通省の平成29年度「下水道革新的技術実証事業(通称:B-DASHプロジェクト)」に採択されました。B-DASHプロジェクトは国土政策総合研究所の委託研究により実施されており、本研究の名称は「高効率消化システムによる地産地消エネルギー活用技術の実用化に関する実証研究」です。
    本研究では、消化槽の内部撹拌に外部動力を必要としない「無動力撹拌式消化槽」、バイオガス発生量を増加させつつ脱水汚泥の含水率を低減する「高効率加温設備(可溶化装置)」、高い発電効率を実現する「固体酸化物形燃料電池(SOFC)」の3つの技術を組み合わせ、下水処理場におけるエネルギー自給率向上等を実証研究しています。
  2. 「下水バイオガス原料による水素創エネルギー技術」<パネル展示>
    燃料電池自動車(FCV)の市場導入により、水素インフラの先行整備が求められています。このような中、弊社は下水バイオガスから水素を製造する技術を提案致します。FCVは究極のエコカーであり、また下水バイオガスから製造する水素は、カーボンニュートラルであることから、環境に優しいエネルギーです。弊社、福岡市、九州大学、豊田通商㈱が共同で提案した、下水汚泥から得られえる下水バイオガスを水素に転換し燃料電池自動車に水素を供給するシステムが、平成26年度下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に採択され実証研究を行いました。
  3. 「バイオガスシステム」<パネル展示>
    近年、バイオマスの有効利用による温室効果ガスの削減にバイオガスプラントが注目を集める中、弊社は蓄積した技術と先進の無動力撹拌発酵槽技術を組合せ、三菱化工機バイオガスシステムを完成しました。本システムは、食品廃棄物や下水汚泥などの有機性廃棄物を原料とするメタンガス回収に適しており、回収ガスは発電や自動車用CNG(圧縮天然ガス)などとして利活用されます。2012年4月より運営開始しました『稚内市バイオエネルギセンター』に採用されています。
  4. 「生物脱臭装置」<パネル展示>
    弊社の生物脱臭装置は、1993年の初号機納入以来、担体を交換・洗浄することも無く(担体:15年保障)、安定した性能を発揮しております。特長は、①長期にわたり圧損の上昇が無い ②高濃度臭気(硫化水素1500ppmの実績あり)対応が可能 ③臭気濃度変動(入口硫化水素100~1000ppmまで変動)対応が可能 ④水の使用量が少ない、の4点です。これまで下水・農集向けの納入実績も低濃度系・高濃度系(汚泥処理)をあわせ55基で、そのうち生物脱臭単独処理の実績が19基です。一般的には対応困難な臭気に対しても維持管理コストを低減できる装置です。
  5. 「超微細気泡散気装置(MiniPanelTM)」<パネル展示>
    超微細散気装置MiniPanelTMは、公共下水道向けのゴムメンブレン式散気装置です。この散気装置は、ゴム伸縮によりスリットを開閉するため、目詰まりが無く、低圧力損失で高い酸素移動効率を得ることができます。また、ヘッダー管にサドルを固定することで取り付けも容易。これにより反応タンクの送風量を削減、処理場動力を低減します。2011年3月、下水道新技術推進機構にて技術審査証明取得(2016年更新)。平成29年度日本下水道事業団機械設備標準仕様書低圧損型メンブレン式散気装置FP型として登録されています。
  6. 「超高速沈殿装置(スパイラルセパレータ)」<パネル展示>
    超高速沈殿装置は、螺旋状の傾斜板(スパイラルプレートパック)を沈殿槽内部に設置し、ゆっくりと回転させることで粒子の分離性能を飛躍的に高めた沈殿装置です。通常の重力式沈殿池に比べ1/5~1/10の敷地面積で設置できる省スペース性が特長です。
  7. 「高機能型スイングディスクスクリーン」<テスト機・パネル展示>
    生汚泥・余剰汚泥中のし渣を除去する、汚泥前処理用ディスクスクリーンのスクレーパー部の維持管理性を向上させた改良機です。改良のポイントとして、し渣掻き取りスクレーパー部の自動清掃機能の追加。また低流入時のロール発生防止対策として、汚泥投入量によるドラムスクリーンの回転数制御機能を新たに設けた装置です。
  8. 「環境維持管理業務」<パネル展示> *三菱化工機アドバンス(株)
    約半世紀にわたる下水処理場・中水道設備・汚泥処理施設の運転管理の経験と実績は、お客様へ「安心と信頼」を築き上げ、「安定した維持管理業務」を提供しています。
    活性汚泥による下水処理は、「生き物を育てる」という視点で、監視数値だけでは読み取れない一歩先を予測する維持管理を進め、各自治体から高い評価と信頼をいただいています。「幸福な環境を、創る」をモットーに皆様と環境保全に取り組んでいます。

以上

本ページに関するお問合せ先

企画部 経営企画グループ(広報担当) TEL 044-333-5377 / FAX 044-333-5276

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