水素吸蔵合金・燃料電池一体型システムの実証実験をカワサキ文化公園で開始
12月6日(土)、水素吸蔵合金タンク(MHタンク)と燃料電池を一体化した「水素吸蔵合金・燃料電池一体型システム」1号機を川崎市の若者文化発信拠点「カワサキ文化公園」(川崎市幸区)に設置。園内照明への水素由来のエネルギーを供給しました。なお、本システムは実証実験を重ね、2026年度中の販売開始を予定しています。
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水素吸蔵合金・燃料電池一体型システムとは
水素吸蔵合金・燃料電池一体型システムとは、水素を専用のタンクに貯蔵し、電気を必要とする利用先まで運搬後、水素を再び取り出し、燃料電池を使って電力を供給・利用する一連のプロセスです。寒冷地での使用の課題であった吸蔵合金からの効率的な水素の取り出しと燃料電池の運転を可能にしています。
川崎市内にある三菱化工機の工場で作られた水素を安全・コンパクトに貯めて、カワサキ文化公園まで運搬。蓄えた水素を使いたい場所で必要な分だけ、必要な時に取り出せし、酸素と反応させて電気に変換。その電気であかりを灯しました。
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生活の中で水素を使うということ
今回の取り組みの特徴は、水素を「あかり」として利用することだけではありません。水素を安全かつコンパクトに貯めて、運び、私たちの生活シーンの中で安全・安心に使用する点にあります。
また、2030年の開業を目指している川崎新アリーナへの水素由来エネルギーシステムの導入に向けたプロセスでもあります。水素を特別な存在から、身近なエネルギーへ。その未来に向けた小さな一歩が、川崎ではじまっています。