PEOPLE.1

私がプラント業界に興味を持ったのは、2011年の東日本大震災がきっかけでした。

私は仙台市出身で、震災当時は東京に住んでいました。その後、仙台でボランティア活動に参加し、その活動中に普段何気なく使っている社会インフラの重要性を痛感しました。電気、ガス、水道・・・それらは誰かが設備や施設を作り、誰かが日々運転・運用をすることで私たちに届きます。それ気づいた時、私はインフラ業界に興味を持ち始めました。

その後の就職活動では、インフラ系企業を中心に幅広い業種のインターンシップや説明会に参加しました。業界研究や自己分析を通して、インフラを運用する側よりも設備や施設を作る、プラントエンジニアリング業界に強い興味を持ちました。プラントは、お客様によって建設する設備の種類や規模が全く異なり、この世に同じ案件が一つもないという業界でした。そんな唯一無二のプラント建設の仕事に私も関わってみたいと考えるようになったのです。文系出身の私でも、営業として関われるチャンスがあるのではないかとも思いました。

プラント業界の中で三菱化工機を志望したのは、化学・食品・エネルギー等の幅広い分野で実績があり、そこの営業として様々な業種のお客様と関われれば、色々なことを学び・経験することで私も成長していけると考えたからです。自分で希望したプラントの営業職でしたが、実際に配属となると技術的な知識の乏しい文系出身の私に、プラントの営業職が務まるのかという不安もありました。でも、配属予定先の課の先輩も文系出身者で、「仕事を通じて色々な経験を積むことで技術的な知識を身に付けた」と伺って、不安が消えました。実際に私も担当業務に関連する技術的知識・知見を少しずつ勉強して身に付けています。