エンジニアリング事業
およそ50年前から海外市場へ進出してきた三菱化工機。モノづくり企業である強みを活かして、様々な分野での機械・設備を製作・建設し、産業社会の発展を力強く後押ししています。
世界初の取り組みである「下水バイオガス水素ステーション」など、これまで困難だと思われてきたものを実現すること。それは、根幹である「化学工業技術」を脈々と受け継いできた技術者たちの魂の賜物です。
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産業分野
石油化学プラント、一般化学プラント、都市ガス関連プラント、水素製造装置、医薬プラント、食品プラント、バイオガスプラント、汚泥燃料化システムなど
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環境分野
各種水処理施設、河川浄化施設、産業廃棄物処理施設、脱臭・排ガス処理施設など
エンジニアリング事業 プラント事業
精製・分離技術を核にして、
国内外への展開に挑む
都市ガス、石油、水素、硫黄回収などのエネルギー関連や医薬、食品関連、化学工業用の装置や設備の建設を軸に国内外へ事業を展開しています。
小型水素製造装置 (HyGeia-A) など、次世代のクリーンエネルギーとして注目される分野の技術力に強みを持っています。
プラント分野は特に新興国での成長事業であるため、海外展開を積極的に強化しています。
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●HyGeia-A（小型オンサイト水素製造装置）
水素ステーションや小規模設備向けのコンパクトな装置 -
●SNG（代替天然ガス）製造装置
SNGやLNGなどエネルギー関連へ幅広く展開
エンジニアリング事業 環境事業
下水から水素を創出する世界初の実証事業
環境汚染を防ぎ、エネルギーを新たに創る
1950年代後半より水質汚濁の防止などの環境改善事業に取り組んできました。近年では、下水、産業廃棄物などの各処理施設の建設を軸に事業を展開しています。
2014年には、「下水汚泥からのバイオガスをリサイクル」し、「燃料電池自動車に水素を供給」するプロジェクトを手掛けました。「廃棄物を資源にする」という壮大なプロジェクトを実現した今、目指すのは更なる持続可能な循環型社会の構築に向けた新製品・新技術の開発です。
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国土交通省の「下水道革新的技術実証事業」として世界初の下水で車を走らせる取組みを実現
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下水の入口から出口まで各施設を納入
環境調和型社会を目指す
単体機械事業
化学工業機械の国産化を目指すべく誕生した単体機械事業。以来、遠心分離機やろ過機、除塵装置など様々な製品を生み出してきました。ベースにあるのはもちろん、分離技術。近年では、船舶環境規制に対応する機器の開発やナノテクノロジ一、精密ろ過分野の製品開発に注力しています。「産業を支える産業」として、新技術の開発とこれまで培った分離技術を活かし、 更なるイノベーションを目指します。
油清浄機、遠心分離機、ろ過機、
海水用除塵設備、攪拌機など
産業機械・舶用機械
あらゆる分野に対応する技術力が強み
固液分離技術の更なる活用を目指す
船舶から排出される排気ガスによる環境汚染は国際的な問題になっており、国際条約による規制強化が進められています。
規制強化に対応すべく、2016年に排気ガス浄化システムを開発し、国産では初めて国際甚準に適合していることが認められました。排気ガスよりSOx（硫黄酸化物）を除去するこのシステムは、数多くの納入実績を誇る陸上用排煙脱硫装置の技術と、これまで鍛え上げてきた固液分離技術の1つであるろ過技術を存分に活用したものです。また、このろ過技術は舶用だけでなく様々な製品にも利用されています。
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世界の船舶を変える三菱ハイブリッドSOxスクラバーシステム
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様々な用途に対応可能なろ過装置
三菱ドラムフィルター
三菱化工機の海外展開
当社は、1969年台湾にて、海外プラント建設の第一号となるメタノール合成プラントを受注し、その成功を収めて以来、東南アジア諸国を中心とし、全世界にプラント建設の経験と実績を着実に築いて参りました。近年は、経済成長が著しい東南アジア地域に重点を置き、プラント案件の取組強化を図っており、同地域での顧客開拓とプラント案件への迅速な対応を目的として海外拠点の設置を進めております。また、単体機械事業の主力製品である三菱セルフジェクタについては、これまでにオランダに貿易販売会社を設立し欧州造船業界に向けた対応を実施し、さらに近年は中国／上海に貿易販売会社を設立し、躍進する中国造船業界へ積極的な事業展開を実施しております。
当社は、各種プラント建設及び単体機械製作・販売の中でこれまでに培ってきた技術力、マネジメント力を活かし、活発な投資が期待されるアジアの新興国で、今後も産業・社会基盤の整備、発展に貢献していきます。
エンジニアリング事業
社会の様々な分野で
活躍する三菱化工機
