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2012年7月19日

「下水道展’12神戸」に出展のご案内

三菱化工機は、神戸国際展示場で開催される「外部リンク下水道展‘12神戸」(会期7/24(火)~27(金)、主催:公益社団法人日本下水道協会)に出展いたします。
本展示会では、「下水由来の再生可能エネルギーのトータルソリューション」をメイン テーマに、当社の得意とする様々な技術をご提案、ご案内いたします。この中から、特に「創エネルギー技術」として熱可溶化嫌気性消化システム・汚泥燃料化システム・バイオガス水素製造装置、「省コスト技術」として沈砂洗浄装置(スパイラルウォッシャー)を映像とプレゼンテーションで展示ご紹介いたします。
ご来場の際は、是非、当社ブースにお立ち寄りください。 展示会スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

展示会期
7月24日(火)~27日(金) 10:00~17:00
展示会場
外部リンク 神戸国際展示場(1・2・3号館)
兵庫県神戸市中央区港島中町6-11-1
当社ブース
No.3-3(3号館)
展示内容
「創エネルギー技術」
  1. 「熱可溶化嫌気性消化システム」<プレゼン実施・パネル展示>
    熱可溶化嫌気性消化システムは、熱可溶化と嫌気性消化を組合せ、汚泥量を減量化すると共に消化ガスの増量を図る、資源活用、創エネルギー型の汚泥処理方式です。消化汚泥を熱化学的に可溶化し、再度消化することでメタンガスの増収を図り、同時に脱水性を改善して汚泥量の減容を行います。
  2. 「汚泥燃料化システム」<プレゼン実施・パネル・サンプル展示>
    汚泥燃料化システムは、下水汚泥を加圧下で熱処理し、改質乾燥することにより高カロリーな石炭代替燃料を製造するものです。汚泥処理には、温室効果ガスの発生、設備維持管理・汚泥処分コストの発生並びに処分場の逼迫など様々な課題があります。当社の汚泥燃料化システムは、これらの課題を解決し、下水汚泥からセメントキルン、石炭火力発電及び石炭ボイラ等で使用できる石炭代替燃料を製造することを目的に開発されました。
  3. 「汚泥燃料化システム」<プレゼン実施・パネル・サンプル展示>
    汚泥燃料化システムは、下水汚泥を加圧下で熱処理し、改質乾燥することにより高カロリーな石炭代替燃料を製造するものです。汚泥処理には、温室効果ガスの発生、設備維持管理・汚泥処分コストの発生並びに処分場の逼迫など様々な課題があります。当社の汚泥燃料化システムは、これらの課題を解決し、下水汚泥からセメントキルン、石炭火力発電及び石炭ボイラ等で使用できる石炭代替燃料を製造することを目的に開発されました。
  4. 「バイオガスシステム(稚内市エネルギーセンター)」<パネル展示>
    近年、バイオマスの有効利用による温室効果ガスの削減にバイオガスプラントが注目を集める中、当社は蓄積した技術と先進の無動力撹拌発酵槽技術を組合せ、三菱化工機バイオガスシステムを完成しました。このシステムは、畜産廃棄物、下水汚泥などの有機性廃棄物を原料とするメタンガス回収に適しており、回収ガスは発電や自動車用燃料などに利活用されます。本年4月より運営を開始しました『稚内市バイオエネルギ-センター』にも採用されています。

「省コスト技術」

  1. 「沈砂洗浄装置(スパイラルウォッシャー)」<プレゼン実施・模型・パネル展示>
    下水処理場に流入する沈砂は、洗浄された後処分されます。従来の洗浄装置は回収率が低く、管渠・ピット・受槽での堆積や機器類の磨耗等により除去・修繕経費を要していました。砂の回収率90%以上、有機分15%以下の高効率洗浄装置を大阪市との共同研究により開発しました。これにより沈砂処分費用の低減、洗砂の再利用が可能となり、維持管理費の削減と資源再生に寄与します。
  2. 「ワイヤー巻取式可動堰」<パネル展示>
    合流式下水道改善の一つとして雨水沈砂池のドライ化があります。当社のワイヤー巻取式可動堰は、ゲートとしての止水性、開閉性はもちろん、緊急時には無動力にて開動作可能な止水設備です。また、ワイヤー巻取式による開閉のため、ゴム堰では設置できない沈砂池の形状においても、設置が可能です。合流式下水道沈砂池のドライ化に求められる止水性、動作性を兼ね備えた設備であります。
  3. 「生物脱臭装置」<パネル展示>
    当社の生物脱装置は、1993年初号機納入後も担体の交換・洗浄もなく(担体:15年保障)、安定した性能を発揮しております。
    特長は、①長期にわたり圧損の上昇が無い。②高濃度臭気(硫化水素1500ppm実績あり)対応が可能。③臭気濃度変動(入口硫化水素100~1000ppm変動)対応が可能。④水の使用量が少ない。の4点です。
    これまでに下水・農集向けの納入実績も低濃度系・高濃度系(汚泥処理)をあわせ55基で、そのうち生物脱臭単独処理の実績が19基です。一般的には、対応困難な臭気に対しても維持管理コストを低減できる装置です。

「省エネルギー技術」

  1. 「超微細気泡散気装置」<パネル展示>
    超微細散気装置MiniPanelTMは、公共下水道向けのゴムメンブレン式散気装置です。この散気装置は、ゴム伸縮によりスリットを開閉するため、目詰まりが無く、低圧力損失で高い酸素移動効率を得ることができます。また、ヘッダー管にサドルを固定することで取り付けも容易。これにより反応タンクの送風量を削減、処理場動力を低減します。2011年3月、下水道新技術推進機構にて技術審査証明取得。

「環境負荷低減技術」

  1. 「膜分離活性汚泥処法(MBR)」<パネル展示>
    膜分離活性汚泥法は、従来、最終沈殿池で行っていた固液分離工程を、反応タンクに浸漬した精密ろ過膜で行うことで、清澄で高度な処理水を得る処理システムです。日本下水道事業団、昭和エンジニアリング㈱と膜分離活性汚泥法最適化について共同研究を行い、2006年3月に完了。唐津市向けに2012年3月に日最大2,433m3/D(今回1,250m3/D)を納入しました。今後、既設躯体を流用した高度化や処理能力向上に寄与していきます。
  2. 「環境維持管理業務」<パネル展示>*三菱化工機アドバンス㈱
    30年間の下水処理場・中水道設備・汚泥処理施設における運転管理の経験と実績は、お客様へ「安心と信頼」を築き上げ、「安定した維持管理業務」を提供しております。私達は、活性汚泥による下水処理は「生き物を育てる」という視点の下、監視数値だけでは読み取れない一歩先を予測する維持管理により、各自治体から高い評価と信頼を頂いております。「幸福な環境を、創る」をモットーに皆様と環境保全に取り組んでまいります。
  3. 「高所用高輝度LED照明 ライティア Tシリーズ」<実機・パネル展示>
    当社のLED照明「ライティア」は、現在販売している蛍光灯(直管)型に、新たに投光器型(高所用)が加わりました。水銀灯やメタルハライドランプに比べ消費電力を大幅に削減可能(水銀灯比80%削減)、また長寿命(設計寿命40,000時間)のため、高所作業によるランプ交換頻度が低減されます。LED素子は、国内メーカーを採用し、製造も国内で行っており、高い品質と信頼性の確保に努め、3年間の長期保証を実現しました。

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