三菱化工機株式会社
三菱化工機ニュース
2005年7月19日
[プレスリリース]

三菱−コパ・レーキ式スクリーン1号機を姫路市殿に納入

三菱化工機株式会社(社長:波多野 怜)は、三菱‐コパ・レーキ式スクリーン1号機を姫路市殿に納入致しました。本装置は、合流式下水道*1の雨水吐き室に設置され、雨天時越流水に含まれる夾雑物(きょうざつぶつ)*2の流出を防止するスクリーンです。なお、本装置は、下水道新技術開発プロジェクト・SPIRIT21*3のもとで、開発研究されました。

[製品の概要]
  • スクリーンは堰に対して水平に設置されるので、スクリーン全面を活用して越流水を処理します。
  • スクリーンはモジュール化されており、通常は、直径600mmのマンホールから搬入・据付可能です。
  • レーキが油圧駆動するので、目詰まりを防ぐと共に、夾雑物を確実に除去します。
  • 英国・COPA社より2002年に技術導入した装置です。
  • なお、姫路市殿に納入したスクリーンには、運転管理用にFAXロガーを装備しました。このFAXロガーは、処理場監視室に運転状態や異常事態を通報するものです。日報やトレンド値(水位計等の測定値の記録)を、処理場監視室のパソコンに1日1回自動送信しています。また、雨水吐き室には水路内に浸漬型の濁度計とUV計が設置され、このデータもFAXロガーを通じて処理場監視室に送信され、越流時の汚濁量の監視に利用されています。

今後も合流式下水道の改善に貢献するべく営業活動に積極的に取り組んでまいります。
また、三菱−コパ・レーキ式スクリーンについては、平成17年7月26日(火)から7月29日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される「下水道展‘05 東京」の当社ブースにて、模型を展示してご紹介します。

[用語解説]
*1「合流式下水道」・・・汚水と雨水を同じ管に集めて処理場まで運ぶ方式。降水量の多い雨水時に、下水管に流れ込む雨水の量が増えて、一部の汚水が未処理のまま、海や川に流れてしまうのが問題。
*2「夾雑物(きょうざつぶつ)」・・・一般的には下水に含まれる固形物で、管渠内の堆積物の原因となる物質を指す。SPIRIT21では、汚水に含まれる景観上不快な物質を対象としている。(人糞、草木類、厨芥類、紙類、毛髪類、オイルボール、ビニール・プラスチック類、金属・ガラス類等。)
*3「SPIRIT21」・・・Sewage Project, Integrated and Revolutionary Technology for 21St century の略。 国土交通省が推進し、(財)下水道新
技術推進機構が事務局を務めるプロジェクト。平成14年の研究テーマは、合流式下水道の改善だった。

<設置されているスクリーン (長さ 1,290mm、幅572mm、目幅4mm。公称処理能力は0.25m3/s。ステンレス製)>
[資料]
  • 合流式下水道の仕組み

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